武野産商株式会社

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武野産商のアレコレ

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Rシュリンク袋が出来るまで

今回は、「Rシュリンク袋が出来るまで」についてご紹介致します!

これまで12月、1月と2回に渡りシュリンクフィルムについて紹介して参りました。

では、どのような加工を経てシュリンク製品は出来上がるのでしょうか?

今回は、無地のRシュリンク袋が出来上がるまでの工程をご紹介致します。

・Rシュリンク袋…袋の天面がR形状になっているモノ。

天面が塞がっているので、包装した際ホコリ・傷から商品を守ります。

大きく分けて4つの工程があります。

1. 原反の準備

2. スリッターで必要な幅にカット

3. センターシール

4. 製袋・ミシン目・空気穴

► 完成

順に追って見ていきましょう!

1.原反の用意

加工前のロール状態の紙やフィルムのことを原反と言います。

使用するシュリンクフィルムの原反を準備します。

2.スリッターでカット

フィルムを必要な幅にスリッターと呼ばれる機械でカット(スリット)します。

スリットされたフィルムは再び巻き取られます。

この段階ではフィルムはまだフラットの状態です。

3.センターシール加工

フィルムを筒状にする工程です。

袋の真ん中で糊付けをする為“センターシール”と呼ばれていますが、

印刷がある場合は、デザインに合わせて端の位置で糊付けも可能です。

4.製袋・ミシン目・空気穴

天面の「R」部分は、中身の商品に合わせたR形状を選択し熱溶断で行います。

文字通り、熱で溶かすカット方法ですので、

カット跡を見るとフィルム同士が溶けてくっついているのが分かります。

この工程でミシン目空気穴も入れます。

空気穴は、シュリンクする際

フィルムと容器の間に閉じ込められた空気の逃げ穴のことです。

空気が逃げないと破裂する恐れがあります。 とても小さな穴ですが、大事な役割を担っているんです!

ついにRシュリンク袋の完成です!!

以上がRシュリンク袋が出来るまでの工程となります。

シュリンクフィルムの材質につきましては、従来のものから環境に配慮したものまでご提案出来ます。

サンプル等ご要望の場合は、お気軽にご相談ください!

この記事を書いた人

稲垣